こんにちは。
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今回は、苦手なお子さんも多い「暗記の仕方」についてお話ししていきます。
私は比較的暗記が得意でしたが、よく考えてみると「自分に合った暗記方法」を見つけることができたことが要因としてあったのかなと思っています。
勉強をする上で、公式や漢字、英単語、歴史上の人物、実験器具の名前など、色々暗記しなくてはいけないものがありますよね。たくさんあって、そんなに覚えきれない…と思う人もいるかもしれませんが、逆に「覚えてしまえば」テストの点数に繋がったり、応用問題ができるようになったりしますので、是非「自分に合った暗記方法」を見つけましょう。
色々な暗記方法はあるけど…
まずは大前提として、テスト前に一夜漬けで暗記をする、というのは記憶の定着がしづらく、おすすめできません。
「記憶は繰り返し覚え直すことで定着していく」ため、テスト前だけではなく、普段から少しずつでも繰り返し行うことが重要です。
その上で、下記のような暗記方法から自分に合ったものを試して、実践してみましょう。
5つの暗記方法
もちろん暗記方法はここに記載したものだけではありません。
この中のもの以外でも、色々実践して、記憶の定着を目指していきましょう。
王道「書いて覚える」
一度は皆さんも聞いたことがある、というか、実践したことがある人も多いのではないでしょうか?
教科書を流し見しているだけでも覚えることができる人もいますが、目だけで覚えようとするよりも、手も一緒に動かす方が覚えやすくなると言われています。
ただ、時間や手間はどうしてもかかります。「書く」という動作が脳にも刺激を与え、記憶の定着に一役買ってくれます。
注意が必要なのは、「書く」ことを目的とするのではなく、あくまで「覚える」ことを意識して取り組むようにしましょう。
道具を使って「暗記ペンと赤いチェックシートを使って覚える」
これも皆さん一度は目にしたことがあるものだと思います。
教科書や学校からもらったプリント、ワークの文字を赤い蛍光ペンのような暗記ペンと言われるものでマークし、赤い下敷きのようなチェックシートを通してみると、その線でマークした部分だけ見えなくなる、というものです。
マークをするのは、重要語句や覚えたい単語などですが、前後の情報にも同時に触れることができるので、より記憶に定着しやすいと言われています。
これもマークすることが目的となってしまわないように、繰り返し赤いチェックシートを通して見ることを繰り返すことを意識しましょう。
家族や友達と「伝えることで覚える」
一度覚えた内容や英単語を家族に説明したり、友達とクイズ形式で出題し合ったりすることも、覚えた内容を相手に伝わるように整理して話す必要があるので、記憶の定着がしやすいと言われています。
クイズ形式の場合は、答えを見ていることももちろんあるとは思いますが、それを見ながら答えを声に出すだけでも、ただ教科書を眺めているよりは覚えやすいと思います。
1人で出来ないことが欠点ですが、たまにそういった機会があると気分転換にもなって良いかもしれません。
オリジナルでより愛着のある「自分だけの単語帳を作る」
英単語をはじめ、社会の重要語句、理科の実験器具の名前など、一度見て分からなかったものを専用の単語帳に記録し、それを繰り返し見ることはもちろん、辞書のように使うこともできます。
既にその単語帳に記録してあり、2回目でも分からなかったものには星マークをつけたり、赤線を引いたりしてオリジナルの単語帳を作っていくことで、より愛着も湧き、覚えることも苦痛になりにくくなると考えています。
ただし、これもあくまで「覚えること」が目的であり、単語帳を作ることが目的ではないので、注意が必要です。
スマホでも「絵や動画を利用して覚える」
ある調査では、自分専用のスマホを所有している割合は小学生低学年で15%、小学生高学年で33%、中学生で79%となっているそうです。既に親世代よりお子さん世代の方がスマホを使いこなしていることが珍しくもない程だと思います。
SNSやYoutubeなどの娯楽目的として使ってはいないかもしれませんが、それでも持っていれば使いたくもなってしまうと思うので、是非勉強に活用してもらえると良いのではないでしょうか。
文字だけで記憶しようとすると難しい人もいるかもしれないので、そういう人は絵や動画などの文字と同等の視覚情報を活用するのも一つの手です。
英語なら英単語と一緒にイラストをつけてみたり、理科なら実験の動画を見たり、イラストを実際に描いてみたり、社会なら漫画を読んだりすることで、関連性が出て覚えやすくなるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
暗記には、他にも様々な方法があり、人にはそれぞれ向き不向き、合う、合わないがあると思います。
その中で、自分に合った暗記方法を見つけることが重要になるので、是非紹介した方法をまずは試してみてください。また、暗記方法は必ず1つに絞る必要はなく、教科によって分けてみたり、複数組み合わせたりすることでより効果を発揮できることもあります。
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