こんにちは。
「より早く、より安く、より安心なサービス」の提供を目指している家庭教師Coreです。
今回は「勉強習慣の付け方」についてお話したいと思います。
私たちの元には、よく親御さまから「うちの子は家では全く勉強しない」とか「口うるさく言っているけど、なかなか勉強習慣がつかない」というお声をいただきます。
小学生は、本格的な勉強が初めてで宿題などをどのように進めていいか分からないお子さんもいると思います。
中学生や高校生は、宿題についてはある程度要領をつかめてきたけど、それ以外の自主学習、自宅学習はどのように取り組めばよいか分からないお子さんも多いのではないでしょうか?
みんな実際どのくらい勉強しているのか?
文部科学省が実施した調査アンケートによると、小学6年生の約40%が「0時間〜1時間未満」しか勉強していないというデータがあります。
また、中学3年生を見てみると、受験に向けて全体的な勉強時間が上がり「0時間〜1時間未満」と答えたのは30%となっています。
小学6年生から中学3年生になる前までの間は勉強していたのかもしれませんが、データだけをみると、30%の子は受験生になっても「勉強習慣がついていなかった」ということにもなります。
小学6年生でできなかったことが、いきなり中学生になってできるようになるとは限りません。
小学生のうちに家庭学習の習慣を身につけておけば、中学生や高校生になった時に、仮に宿題が多くなっても、テスト範囲が広くなっても、ある程度対応できるようになる可能性が高いです。
逆に、小学生のうちに家庭学習の習慣が身につかないと、その先にも影響を及ぼす可能性もあるということになります。
では、具体的にどうすればよいのかを、3つのポイントに分けてお伝えしていきます。
ポイント1「まずは環境整理!」
お子さん自身も「よし、勉強を始めよう」というキッカケやスイッチを作ることが必要です。
「ここに座ったら勉強をする」「音楽やTVは消す」など、決まったルーティーンを繰り返すことで、そもそもの「勉強をする」というハードルを下げることにつながります。
本人の勉強机や勉強部屋などが用意されていることが理想ですが、集中できるのであればリビングなどでも問題ありません。
その際、家族や兄弟はTVを消すなど、協力は必要になるかもしれません。
ただ、できれば、スイッチを入れるという意味でも、食事をする場所、TVを見る場所、勉強する場所のように分けた方が良いとは思います。
また、ちょっとしたことで集中力を切らしてしまわないように、ゲームやスマホ、タブレットなどは目に入らない場所に置いておくようにしましょう。
当たり前のことも多いですが、まずは勉強しやすい環境を作ることが勉強習慣へつながります。
ポイント2「目標設定をする!」
勉強習慣を付ける上でも「目標を設定する」ことは非常に重要です。
まずは机に向かい、勉強に取り掛かることをきっかけに、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、目標もないままただ机に向かうだけでは、嫌いな勉強を闇雲にやるだけになってしまい、長期的な習慣にはつながりません。
私たちが仕事をする時と同じように、「いつまでにここまでやる」という終わりが見えていると、ゴールに向かって走りやすくなります。
勉強に終わりはないので、まずは目の前に自分で決めたゴールを用意することが重要です。
ただし目標が高すぎると、なかなか計画通りに進められず、逆効果になってしまう可能性があります。
「1日15分だけ取り組む」とか「宿題とは別で今週は英単語を5つ覚える」とか、クリアできそうな目標を設定して、目標を達成することができたという成功体験を積み重ねることが重要です。
成功体験が積み重なると、自信につながり、勉強に対しての気持ちが少しずつ変わってくると思います。
周りの人からの声がけも重要です。
目標が達成できた時には、ぜひ褒めてあげてください。
ポイント3「決まった時間に実行する!」
ここまできたら、あとは毎日決まった時間に繰り返すことを意識しましょう。
そこまでくるとようやく「習慣」になってきます。
受験に向けて勉強している生徒から「遊んでいると不安になる」とか「勉強していないと落ち着かない」という話を聞くことがあります。
これは、普段その時間にやっていることをやっていないからです。
お風呂や歯磨きと同じように、「勉強しないと気持ち悪い」「違和感がある」という状態にまで持っていくことが理想です。
どうしても他の習い事もしている人もいれば、部活で帰宅時間が不定期になってしまう人もいると思いますが、まずは少ない時間からでもいいので、ぜひ時間を決めて実行するように意識してみてください。
普段から勉強習慣が付いていれば、テスト前に慌てることもありませんし、受験などにも早い段階から対策をしていくことができるようになると思います。
私たちの元には他にも、「塾以外の日には全く勉強しない」とか「やり方がわかっていない」というお問い合わせもいただきます。
塾だとどうしても「来週までに○ページまでやってきてね」というような宿題の指示出しかもしれません。
それが、家庭教師であれば、学校の宿題の状況やお子さん一人一人の理解度や習熟度に合わせて宿題の指示出しや、スケジュール管理なども行うことができます。
家庭教師の先生とはコミュニケーションも取りやすいので、その先生ならではの勉強方法や暗記の方法なども教えてもらえる時間も多く、お子さんにとっても良い刺激になると考えています。
もしまだ「勉強の習慣が付いていない」とか「家庭教師に興味はあるけど…」という方は、ぜひお気軽に家庭教師Coreまでご相談ください。