こんにちは。
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よく親御さんから「うちの子は勉強のやり方がわかっていない」とか「勉強のやり方を教えてほしい！」というお問い合わせをいただきます。
そもそも「勉強のやり方」ってどういうものなのでしょうか？
朝に勉強がした方が良い教科や夜に勉強した方が良い教科など、効率よく勉強する方法はたくさんあり、お子さんによって合う合わないがあると思います。
その中から今回は「復習のやり方」に焦点を当ててお伝えしたいと思います。
テストでは学習した内容しか出ない
まず、本題に入る前にお伝えしておきたいことは、原則「習っていない内容はテストに出ない」ということです。
当たり前のことを言っているようですが、お子さんたちは学校で教科書を使って授業を受けています。
その教科書の中身や授業の内容を完璧に覚えていれば、テストでかなりの高得点が期待できます。
その一度習った内容を、「どう覚えて、いかに忘れないか」が重要になってきます。
人の脳は1度学習したことを1時間後には56％忘れてしまい、1日後には74％を忘れ、1週間後には77%、1ヶ月後には79％を忘れるという調査結果もあります。
ただ覚えようとしても約8割のことは忘れてしまうので、その時の授業の風景や時間、感情を引き出して「思い出」として記憶することをおすすめします。
このイメージ付けをすることで、「思い出す力」をつけることができます。
復習でやってはいけないこと
自宅での復習として、よくあげられるのは「既に習った内容を問題集で解く」ということだと思います。
その問題集を使って問題を解いている時に、その問題がわからないからといって「答えを丸写し」してはいけません。
もちろん、丸つけや正誤を確認することは必要かつ大事なことです。
ただ、わからない空と言って最初から答えを見て、そのまま丸写しすることは極力控えてください。
特に、数学や算数といった科目は、なぜ間違えたのか、どこが間違っているのかを理解することが重要です。
間違えた原因が単なる計算ミスであれば、次に同じ計算ミスをしないように2度、3度見直しをすることで解決するかもしれませんが、解き方を理解していない場合、答えにたどり着くことはできません。
そのため、教科書や授業で使ったノートを開き、解き方を再度確認して、理解し直すことが必要になります。
それでも解き方がわからない時は…
どうしても自分で教科書やノートを見ても「解き方がわからない」時は「第三者に頼る」ことが一番です。
社会や理科の暗記科目でもわからない問題があった時は、教科書やノートを見直して、「習った時のことを思い出す」ことが重要です。
教科書やノートを見直すことによって、授業で習った時のシーンや感情を思い出すようにしてください！
例えば、その日欠席していた友達や先生の服装など、勉強とは直接関係のないことが結びついていても大丈夫です！
「何かと紐づけて覚える」ことがとても効果的なんです。
例えば、「思い出す」という意味を持つ「Remember」は、有名なディズニー映画の「リメンバー・ミー」のタイトルにも含まれています。
「リメンバー・ミー」の意味は「私を忘れないで（私を思い出して）」なので、うまく映画の内容と紐づけることができます。
映画自体が素敵な作品なので、より思い出しやすく、私も好きな映画やアニメ、漫画などで出てきた英単語などは今でも忘れないものもあるくらいです。
一見関係のないものでも、どこに紐づけることができる要因があるかわかりません。
人それぞれ覚えやすいもの、覚えにくいものはあると思うので、ぜひ「何かと紐づけて覚える」ことを日常生活の中でも意識してみてください。
今回は「勉強のやり方」、主に「復習」についてお伝えさせていただきました。
そもそも「復習」とは、「既に習ったことを忘れないように記憶させる作業」だと思っています。
そのため、初めて習う授業から忘れない工夫が重要になってきます。
勉強方法は一つではありませんし、お子さんに合う合わないもあると思うので、色々試す中で今回ご紹介した方法が参考になれば幸いです。
私たちがご紹介している家庭教師の先生にも、先生独自の覚え方や復習の仕方、勉強のやり方などを持っている人も多いです。
家庭教師は塾などの集団形式と違って、指導時間中はつきっきりで教えてもらうことができます。
またその家庭教師の先生とも比較的コミュニケーションが取りやすいので、先生ならではの方法を教えてもらえる時間も多いので、お子さんにとっても良い刺激になることも多いのではないでしょうか。
「家庭教師やってみたい！」という方や、「家庭教師に興味はあるけどシステムがわからない」という方、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください。
