こんにちは。
「より安く、より早く、より安心なサービス」の提供を目指している家庭教師Coreです。
今回は「国語力」をつける方法をお伝えしていきたいと思います。
ズバリ!「目と耳を使おう」です!
なぜ国語力?
私たちに日々寄せられるお問い合わせの中で、「読解力がなくて困っている」「漢字が苦手で文章を読まない」など、お子さんの「国語力」を心配される親御さんからのご相談が非常に多くなっています。
以前までは、小学生のお子さんがいらっしゃる親御さんが多かったのですが、最近では中学生のお子さんがいらっしゃる親御さんからも多くご相談いただきます。
テスト前などの場合、漢字や熟語などは一夜漬けで何とか覚えられるかもしれませんが、読解力というものはすぐすぐ育つものでも、何かで補えるものではありません。
そんな親御さんからのご心配が少しでも解消されるキッカケになればと思い、お伝えさせていただきます。
方法その1:読書
「やっぱり…」という声が聞こえてきそうですが、漢字に慣れたり、読解力をつけたりという意味では、一番効果的な方法です。
とは言っても、私も読書が苦手で、図書館で本を借りる機会は年に数回あるかないかくらいでした。
見かねた親が買ってきたものは、学習漫画の「日本の歴史」でした。
幸い歴史には比較的興味があったので、抵抗なく読むことができたことは今でも記憶に残っています。
現在では、小中学校の8割ほどが「朝読書」を取り入れています。
これだけ全国の学校が取り入れている、ということは、教育現場でも読書の重要性がかなり高い位置付けにあることがわかります。
個人的な意見を言うと、すごく良い試みだからこそ月に1回読み切った本の読書感想文を書かせる、という1歩踏み込んだところまですると、子どもたちの「国語力」はもっと定着するのに…と思っています。
ただ、学校が朝読書を取り入れても子ども同士の「国語力」には差が生まれています。
もちろん個人差があるのは当然のことなのですが、もしお子さんの読解力が心配であれば、自宅での読書時間の確保もおすすめします。
活字だけの本を読むことに抵抗のあるお子さんであれば、まずは写真やイラスト付きの本でも全く問題ないと思います。
もっと言うと、漫画を読むだけでも活字は出てきますし、読解力は十分定着すると思っています。
読書で得た知識は間違いなく蓄積されていきます。
内容を全く覚えていなくても、登場人物や筆者が何を伝えたいのか自然と感じるようになります。
それこそが、読解力を上げていく上で重要なことなんです。
方法その2:ラジオ
「えっ?」と思うかもしれませんが、ラジオは物凄く想像力をつけることができるものなんです。
そもそもラジオとは、会話や音楽などの音声信号を電波を使って送受信する昔からあるメディアです。
昔は車の中やラジカセからしか聴けませんでしたが、今となってはスマホのアプリから気軽に聴くことができるようになりました。
ラジオというメディアは聴くことしかできないので、語り手の話す内容や表情、感情は想像するしかありません。
テレビやYouTubeと違って、テロップや字幕がついている訳ではなく、もちろん言葉一つ一つに解説などはありません。
この一見すると、現代にそぐわないツールであるかのように見えるラジオですが、想像力を豊かにし、さらには人の話を注意深く聞く、というトレーニングにもつながります。
コミュニケーション能力の優劣は、伝える力と聞く力の差で決まります。
つまり、コミュニケーション能力の高い人は「国語力」に長けている、ということなんです。
ちなみに、人間は視覚から8割以上の情報を得ており、聴覚からは1割程度と言われています。
他人とコミュニケーションを取る時にも、相手の表情や仕草で知らず知らずのうちに情報を得ています。
聴覚から情報を得て物事を考えることは脳にも非常に効果的と言われています。
もちろん、勉強しながらラジオを聴くことはおすすめしません。
隙間時間にテレビやYouTube、SNSだけではなく、ラジオを聴くことが習慣化すると、「国語力」の向上につながると考えています。
読書とラジオという昔からある方法ですが、逆を言えば、現代的になるにつれ、そういったものから離れてしまうこお子さんも多いように感じます。
もちろんテレビやYouTube、SNSも隙間時間を楽しく過ごすためのツールとしてはアリだと思います。
読書をしていないから、ラジオを聴いていないから「国語力」がついていない、ということでもありません。
お子さんに合った方法で、「国語力」の向上や読解力がついていくことがベストだと考えているので、何かの参考にでもなれば幸いです。
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